TZR250(3MA) プラグ交換
不動から起こした時にプラグホールからエンジンオイルを入れすぎて普段からかぶり気味に…。信号待ちでエンストする始末です。
クラッチワイヤーを交換したときにカウルを外したので一緒にプラグ交換。後方排気たる所以で吸気ダクトが前にあるので非常に作業がやりづらかったです…。
まずサイドカウルを外します。そしてラジエターをステーから外して前にずらします。
まず左気筒。左側のラジエターホースが車両の中心に向かって斜めについていますので工具が干渉しますけど、ホースはゴムなので無理やり工具をねじ込みます。ソケットのサイズは21mm。
吸気ダクトとラジエターが邪魔してこういうのではまず回すのが無理なので、
プラグソケットとラチェットを用意した方がいいです。
冷却水を抜いてラジエターを完全に取り外せばどの工具でも行けると思うんですけど、プラグ交換のたびに冷却水を抜くのも面倒ですしねぇ…。
右側はホースが干渉しないので比較的に楽に作業できます。
後は新品のプラグを付けて規定トルクで締めるだけです。熱価9もストックがあるけれど、腰上OHするまではエンジン回さないようにしてるので今回は熱価8のBR8ESに。3MAと4EUはプラグ共通なのでストックしやすいのら。
プラグは手でもラチェットでも軽く回まわせるところまでは締め、そのあとに規定トルクをかけます。サービスマニュアルだと19.6Nm。所持してるトルクレンチが20Nmからしか設定できないのとNGKの推奨トルクが20~35Nmなので20Nmに設定。
トルクレンチがなくても大丈夫なように締め方の目安をNGKさんが紹介してるので、ない人はこちら参照。3MAのプラグネジ径は14mm。プラグの取り付け方|NGKスパークプラグ プラグスタジオ
二面幅の21mmとは異なるので注意。
でもトルクレンチは何かと便利なので買うことをお勧めします。東日さんのMTQL140Nがレンジ20~140Nmで広いのに精度5%なので気に入っています。ちょっと高いですが測定工具だけはそもそも安物だと測定結果が信頼できないので奮発した方がいいと個人的には思っています。
まあ測定工具以外は壊れたら買い替えればいいやの消耗品と割り切って安物にしていますが…。
クラッチワイヤーの調整ついでに近所をプラプラながして様子見。信号待ちでもエンストしかからなくなったので良かったです。ただ純正セッティングなのだけれどやはりかぶり気味なのでセッティング変更と腰上OHは早めにやらねばですね。